心を静める7つのtipsで、心地よく自分らしい毎日を
心がざわざわと落ち着かない、何かと外側へと意識が向いて疲れてしまう、
心が落ち着かない、緊張や興奮でイライラしてしまう、そんな時は誰にもあるものですが、なるべくいつも平常心で自分らしくありたいものですね。
そんな時は心を静める方法を取り入れてみましょう。今回は内側から外側からマインドをコントロールして、心を静かに落ち着かせるtipsをご紹介します。
心が落ち着かないのはなぜ??
無理に落ち着こう、心を静めようと思っても、正直難しいことがほとんどではないでしょうか?緊張や不安などがあると、どうしても冷静さを失ってしまい、自分らしくいられなくなってしまいますよね。
また、心が落ち着かない時には、心理面だけではなく身体的な原因が隠れていることも。そんな時は、まずは自分を客観的に見つめることがファーストステップになります。
自律神経のバランスが乱れている
よく「心と体はつながっている」と表現されますが、それは「自律神経」という神経が心と体を結びつけているからです。自律神経には興奮時や闘うときに優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」があります。
例えば、緊張したときに心臓がドキドキする現象がありますが、これは交感神経が優位になっている証拠。しかし、交感神経が過剰になりすぎると、毎日イライラしたり、ドキドキしたりと落ち着かない状態になってしまいます。
ストレスが多い現代では、スマホなどが普及したことで昼夜問わず身体的、身体的にも刺激が加わる状態が恒常的に続きやすく、結果的に交感神経が優位になっている人が増えているといいます。
精神的な要因や環境の問題がある
私たちは毎日さまざまな決断を迫られることがあります。必ず終わらせなければいけない仕事、自分に責任があること、間違うことが許されないことなど、精神的な負荷からは完全に避けられません。
そんな毎日少しずつの積み重ねがストレスになり、心の余裕を無くしていることが多くあります。「あれもこれもやらなければ」と気持ちが外側へと向きがちなると、心のバランスも乱れがちに。
また、環境的な要因が隠れていることもあります。
・身の回りが散らかっている
・騒音や嫌なにおい
・着心地の悪い衣類
・止まないスマホの通知
などが、心が休まらない要因になっていませんか?
まずはその原因を見つけて、根本的な対策ができないか見直してみることが大切です。
心を静める7つのtips
原因を見つけて根本的なケアが大切とお伝えしましたが、仕事や家族の問題など自分だけでは片付けられない問題を抱えていることも多いはずです。根本対策が難しい方は、次のtipsを取り入れて、まずは心を静めていきましょう。
①瞑想やヨガ
心を落ち着ける、静めるために、効果的なのが「瞑想」「ヨガ」です。
瞑想もヨガも心と体が一体となるように落ち着かせるためのメソッドになります。ヨガというのは「繋がり」という意味があり、心と体は繋がっているという実感を深めてくれる効果があります。
瞑想というと少しハードルが高いと思うかもしれませんが、たった3分ほどでも良いので目を瞑って、静かに心を見つめてみるだけでも十分な効果が得られます。雑念が浮かんできたら、客観視することでその念を打ち消すようにすると、次第に心が落ち着いてくるもの。毎日寝る前や起床時に、3分だけ自分のための時間を作ってみてはいかがですか?
②深呼吸
瞑想やヨガを行うほど時間的に余裕がない、という時には深呼吸が効果的です。深呼吸をすることで、不思議なほどに心が落ち着き、リセットできるものです。
緊張したときには呼吸は浅くなってしまいます。張り詰めたような気持ちで落ち着かないときは、深く息を吸って吐くという深呼吸を1-3回程度繰り返してみましょう。スッと肩の力が抜けて、自分らしさを取り戻せるはずです。
③心が落ち着く香りを嗅ぐ
瞑想や深呼吸も即効性がありますが、香りも優れた即効性を持っています。香りはダイレクトに脳に作用することが特徴です。視角や聴覚などと違い、鼻腔を通って化学物質が大脳辺縁系という部分に直接刺激を与えるからです。
中でも心を静める効果が高いのは、例えば次のようなタイプの香りです。
フランキンセンス、ローマンカモミール、クラリセージ、フェンネル
ラベンダー、パチュリ、ゼラニウム、カルダモン など
アロマテラピーのように精油を用いて香りを楽しむ方法もあれば、ハーブティーとして香りだけでなく体の内側からも取り入れる方法もあります。
おすすめなのは、自分にあった香りを常に持ち歩いておくこと。レスキュー的に、ここぞというタイミングで香りを上手に使いこなしてみましょう。
④断捨離する
一見、心と関係がなさそうに見えますが、断捨離も心を静める効果的なtipsのひとつ。身の回りが散らかっていると、視界にいろいろな物が飛び込んできて気持ちまで散ってしまいます。
不要なものを一気に整理したり、デスクの上に出ているものを片付けたり、まずは身の回りのリセットをしてみましょう。
また、物だけではなく予定の断捨離も大事です。予定を詰め込みすぎないようにして、自分だけの時間を確保できるスペースを作るようにしましょう。
⑤照明を落とす
心が落ち着かないときは、交感神経が昂りがちです。強制的に副交感神経をONにするには、照明を落とすのが効果的です。とくに夜遅くまで明るい蛍光灯の中で過ごしている方は要注意。
ぜひ、暖色系の照明や間接照明などを取り入れて、おやすみタイムの2時間前くらいからは落ち着いた時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。キャンドルを焚いてみるのもおすすめです。ただし、火の元だけは十分に注意してくださいね。
⑥デジタルデトックス
心を静かにするためには、外部からの情報を思い切って遮断することも必要です。PCやスマホ、テレビなど、ついつい長時間見続けてしまうものを、全てオフにする、遠ざける工夫をしてみましょう。
とくに寝室にスマホを持ち込まないようにすると、睡眠の質もアップするので効果的。手元にあれば見てしまうので、この際近くに置かないことがポイントです。
⑦明日でも良いことは明日に
毎日多くのタスクに追われていると、今日中に絶対終わらせなければ!と自分を追い込んでしまうこともあるでしょう。ただ、本当にそれは今日中でなければいけないのか、もう一度よく考えてみることが大事。もし今日でなくて良いことであれば、明日に回すのも一つの選択肢です。疲れている時こそ、自分のための時間を作り出せるように、今日必ずやるべきことを整理すると良いですよ。
今回は心を静めるtipsをご紹介しました。心がざわつく時、イライラしがちな時こそ、心を見つめ直して内なる静を取り戻すことが大切です。ついつい頑張ってしまいがちな方こそ、ご紹介した方法を取り入れて、ぜひ心地よい毎日を過ごしてくださいね。