
みえないものを、調え、育てる、セルフケア。メディテーションとは?
ここ数年、よく耳にするようになった、瞑想やメディテーション、マインドフルネスという言葉。
瞑想を体験できるというサロンやスタジオ、瞑想を学ぶためのスクールやイベント、企業研修 なども目にするようになり、瞑想というものが急に身近な存在になったように感じます。
しかし、瞑想やマインドフルネスとは、一体何でしょうか? 心身にリラックスをもたらすもの?
それとも、無になること、悟りをひらくということなのでしょうか?
瞑想はメディテーションとも呼ばれ、
世界中には、さまざまなタイプの瞑想法が数え切れないほどあります。そして、その中の1つとして親しまれているのがマインドフルネス瞑想。
マインドフルネスとは心身における、ある状態のことを指します。
「 今、この瞬間に価値を判断することなく、注意を向けること 」と定義されており、
「 念 」と漢字1字で表され、日本語で「 気づき 」と訳されています。
溢れる情報とともに慌ただしい毎日を過ごす現代人は、無意識のうちに、過ぎ去った過去の経験の中と、
まだ起こっていない未来の想像の中で生きてしまい、二度と戻らない「 今 」を失ってしまいがちです。
ある時ふと、「わたしとは?」と考えを巡らせてみたことがあります。 過去の経験の中で、フィルターのかかった予想の中で、現実を過ごしてしまい自分についてよくわからなくなってしまっていました。
自分の心はどうなのか? 自分の体はどうなのか?
自分から出る、言葉や行動はどうなのか?
決めつけたり、否定したりせず、素直に自分を見つめる力を養い自分と親しくなる為に行うのが瞑想です。
ヨガやジム、エステやマッサージで外見を美しく調えるのと同じように心に目を向け、調え、育てていく。
濁って見えなくなったり、動かなくなってしまわないように。
斉藤りょうこ
■INSTALIVE
Meditation × RYOKO
「新しい春を迎えるためのはじまりの瞑想」
4月3日(日)9:00 - 9:50 @seeset_official
24節気では、4月4日に「清明」を迎えます。
春のはじまりの日曜日。
瞑想を通して、感覚をひらき、息を調え、
身体感覚や豊かでしなやかな心を養う時間を過ごしませんか。